セルフチェックを続けることで、ふだんとは違う乳房の変化に気づくことができます。
月に1回、下記の手順でセルフチェックを行う習慣を身につけてましょう。
入浴時は石けんをつけるとすべりがよくなり、調べやすくなります。
セルフチェックは生理が終わった後4~5日が適当です。
閉経後の人は、毎月チェックする日を決めて行ってください。
「くぼみ・ふくらみ」
「ただれ・変色」
「ひきつれ」
「左右の乳房の形や大きさに変化」
はありませんか?
鏡の前に立ち頭の後ろで手を組み、色や形を見てください。
「しこり」はありませんか?
4本指で「の」の字を書くように、指先で軽くなでるように“しこり”の有無を調べてください。
「血や分泌物」は出ませんか?
指で乳頭の根元を軽くつまみ、分泌物が出ないか調べてください。
「しこり」はありませんか?
仰向けに寝て、背中の下に低めの枕か畳んだタオルを入れて、乳房をさわって、しこりを調べてください。
乳がんの自己検診を行う時は、指先で乳房をつままないようにすることが大切です。
もしも、乳房やワキの下などに異常を見つけたら、すぐに乳腺(外)科で診察を受けましょう。
医療機関での検診では、セルフチェックではわからない初期のがんの発見が可能です。
しこりがあっても乳がんではない場合もありますので、ためらわずに受診しましょう。